調布市では、産官学民が連携する調布スマートシティ協議会を昨年6月に設立しました。同協議会の幹事である調布市、国立大学法人電気通信大学およびアフラック生命保険株式会社が共同で実施する「つながり創出による高齢者の健康推進事業~CDC(調布・デジタル・長寿)運動」における取り組みの一つとして、高齢化が進む中でも、健康で安心して住み続けられる地域づくり・まちづくりを住民の皆様とともに行なっていきたいと考えております。
その一環として、このたび、モデル地区に選定された染地3丁目、深大寺北町1~7丁目・東町5~8丁目にお住まいの65歳から84歳までの皆様(令和3年10月1日時点。要支援・要介護認定を受けている方を除く。)を対象に、オンライン健康教室(らくらくデジタル健康づくり)を実施しております。
この取組みの結果を用いて、電気通信大学をはじめとする9つの機関が連携して、以下の学術的な研究を実施することとなりました。この調査の対象者に該当する可能性がある方で、研究への協力を希望されない場合、あるいは協力を途中でおやめになりたい場合は2023年12月31日までに末尾に記載の問い合わせ先までご連絡ください。
【研究課題】
高齢者を対象としたつながり創出による健康推進プロジェクトの効果検証
- オンライン健康教室参加による健康指標への効果
(電気通信大学人を対象とする研究に関する倫理委員会 管理番号22040)
【対象となる方】
以下の①~③すべてに当てはまる方のデータが研究の対象となります。
①2022年2月17日以降に「オンライン健康教室(らくらくデジタル健康づくり)」にご参加くださった方のうち、同意書にて事業への参加同意を示された方。
②モデル地区(染地3丁目、深大寺北町1~7丁目・東町5~8丁目)にお住まいの65歳から84歳までの皆様(令和3年10月1日時点。要支援・要介護認定を受けている方を除く。)
③2022年1月から2月の間に調布市から発送された「シニアの健康長寿に向けた実態調査2022」のアンケート調査にご協力いただいた方
【研究目的・意義】
本研究の目的は調布市内モデル地区の市民がオンライン健康教室(らくらくデジタル健康づくり)に参加することにより、活動量、栄養状態、認知機能などの健康関連指標の維持・改善およびデジタル活用、つながり創出に関する効果を検証することです。2022年1~2月に実施された「シニアの健康長寿に向けた実態調査2022」と合わせて解析を行うことで、生活実態と健康課題の変化を把握し、調布市が実施する健康運動推進事業が健康予後に及ぼす影響を明らかにする予定です。
本研究結果は調布市と共有し、健康長寿および健康で安心して住み続けられる地域づくり・まちづくりの施策に役立てていきます。
【問い合わせ先】
電気通信大学 情報理工学研究科 情報学専攻
(共通教育部 健康・スポーツ科学部会)
教授 大河原一憲 (おおかわら かずのり)
〒182-8585東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電話:080-9524-5035(平日 9:00-17:00)
Fax:042-443-5590
E-mail:ohkawara_kazunori@e-one.uec.ac.jp
調布市 福祉健康部 高齢者支援室 高齢福祉担当
〒182-0026 東京都調布市小島町2-35-1
電話:042-481-7150(平日 9:00-17:00)