
調布市は、産学官民連携で目指すまちの姿や取組の方向を改めて定め、市民をはじめ様々な主体と共有していくため、令和8年度を目途に、「(仮称)調布市スマートシティビジョン」(以下、「ビジョン」という)の策定に取り組んでいます。
そこで、調布スマートシティ協議会のビジョン策定に向けた取組として、今の調布のまちがどのように見えているか、そして、今後どんな暮らしを目指していくのかを考えるための手がかりとして、地域幸福度(Well-Being)指標測定アンケート調査を実施することとしました。
<参考>(仮称)調布市スマートシティビジョンとは | 調布市
地域幸福度(Well-Being)指標とは
「Well-Being(ウェルビーイング)」は、英語で「Well=良い」「Being=状態・あり方」が組み合わさった言葉です。日本語では、「幸せ」や「満たされた状態」といった意味で使われています。まちづくりをしていくにあたっては、多くの人が、持続的に満たされていると感じられるまちを目指したいと考えます。
世界中で、GDPといった従来の尺度では捉えられない人々の満足度などを計測し、政策に活用しようとする取組広がっています。日本でも、内閣府などで、「地域幸福度(Well-Being)指標」を設け、様々な価値観を持つ市民の視点から、生活の満足度や暮らしやすさを可視化し、政策づくりに生かす取組が進んでいます。
とりわけスマートシティの文脈においては、デジタル技術で社会や暮らしの向上を図ることそのものが目的化することのないよう、人が中心にいることを意識し、人々の生活をどのように豊かにするかを第一に考えてまちづくりを進める観点で重視されています。
地域幸福度(Well-Being)指標測定アンケート調査の実施概要
アクセス方法
ちょうふLiqlidのスペースからアクセスする
調布市は、ビジョン策定に向けて市民との対話の取組を進めるに当たり、時間や場所にとらわれない新たな参加手法として、オンラインプラットフォーム「ちょうふLiqlid(リクリッド)」を試行的に取り入れることとしました。
この中のスペース「地域幸福度(Well-Being)指標測定アンケート調査」から、アンケート回答のURLにアクセスすることができます。
<参考>ちょうふLiqlid(リクリッド)の開設 | 調布市
直接アンケートURLにアクセスする
アンケート回答はこちらから
回答期間
令和7年8月31日(日)まで
調布スマートシティ協議会における地域幸福度(Well-Being)指標の活用
当協議会において、「市民起点(ニーズや市民の現況に基づく取組検討)」のプロジェクトチームを組成し、アンケート調査の結果を踏まえ、市民のニーズや満足度・幸福度の向上に相関性の高い領域・分野を分析することを予定しています。
分析結果は、ビジョン策定への示唆や、今後の協議会活動に繋げてまいりたいと考えています。